発達応援ブログ『こころのお便り』

苦手なことがあったり、うまくいかなくて悩んだりすることは、誰にでもあることです。そんなとき、寄り添ってくれる人がいたら、どんなに心強いでしょうか。子供たち一人一人の成長を応援するための、ちょっとしたヒントや情報を盛り込みながら時々書き足していきます。

このブログは、カムカムの友人である現役小学校教師(東京都指導教諭)が、校内向けに書いた『お便り』を中心に編集して載せています。子育てのヒントが満載ですのでぜひお読みください。

 

授業に必要な教科書や学習用具を忘れてしまう、学校で配られたプリント類を持 ち帰らない、提出物を忘れてしまうなど、忘れ物のことで困っている子供たち(そ の親御さんも)が多いです。

◎ 勉強するときに、ノートやプリントに文字や文章を書くことを、面倒に感じて嫌がったり、書いたとし ても乱雑になったりしてしまう子供たちがいます。「勉強を怠けている」と思われたり、何度も漢字を書 く練習をさせられたりして、中にはますます書くことを嫌になってしまうケースもあります。

子供の成長の仕方

2020年07月21日

◎大人が子供の成長のために、いろいろな手立てを考えて努力しても、子供の様子が一向に変わらないこ とがあります。

◎ 「12-9」「15-8」などの繰り下がりのある引き算は「8-3」「6-5」の ような引き算に比べると、やや難しくなります。これについて、通常は次のよう に指導しています。

◎「親がイライラするのは良くない」「イライラしたら5つ数えて落ち着きましょう」などとアドバイスされることがあります。しかし、「部屋の片づけをしない」「ゲームばかりして宿題をやらない」など、日々ずっと子供と生活していると、良くないところ、直したいところばかりが目について、イライラしたり、怒ってしまったりするものです。これは、ごく自然なことです。

◎ ふだんは勉強することが嫌いな子供が、頑張って学習課題を仕上げると、私たち大人はとても嬉しくなります。そして、「もっとやらせれば、もっとできるようになるかもしれない」「もっと難しい課題をやらせて、もっと力を伸ばしてあげたい」と思い、さっそく課題の量を上乗せしたり、次の難易度のステップの課題を追加させたりすることがあります。子供の成長を願う気持ちはよくわかりますが、実はここが誰もが陥りやすい"落とし穴"です。

◎ 「子供をほめて育てましょう」 これは、保護者向けの講演会や研修会等で専門家の先生からよく言われることです。確かに「叱られ経験」があまりに多すぎると、子供のその後の成長に大きな影響を及ぼしやすくなることは事実なのですが...。しかし、実際に日々の生活で「ほめること」は結構難しいものです。

◎子供が学習、生活、友達関係など、順調に家庭生活や学校生活を送っていればよいのですが、子供の様子が「ん? どうしたのだろう?」「なんだか最近様子がおかしい」「いつまでたっても学習面が伸びていかない」など、心配や不安を感じた場合は、みなさんはどうされていますか。

◎偏食があって、食べられないものが多いというケースはよく見かけます。「栄養のバランスはどうなのか?」「給食は大丈夫なのか?」「大人になってもこのままなのか?」など、心配になってしまうことがあるでしょう。

友達100人?

2020年07月03日

◎私が幼い頃、「一年生になったら♪ 一年生になったら♪ 友達 100 人できるかな♪ 」という歌がありました (今でもあるようですね)。 「友達 を 100 人作りましょう」とキャンペーンに している 学校もあります。子供同士の関わり合いを大切にし 、「みんな一緒に 」 「みんな仲良し」 「みんなで力を合わせて」を強調し、あらゆる活動で子供同士の関わり合いを取り入れているようです。

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